三洋電機は、10月15日、緑豊かな田園地帯が広がる米国・オレゴン州の行政・学術の中心都市・セイラム市で、太陽電池の材料であるインゴット・ウェハ生産・新工場の起工式を行いました。新工場は、カリフォルニア州・カーソン市にある三洋ソーラー(USA)に次いで、2番目のインゴット・ウェハの生産工場となり、2009年10月より順次立ち上げを開始し、2010年4月にフル生産とする予定です。オレゴン州は古くから半導体(シリコン)産業などのハイテク関連の投資が集まり、高い技術を持つ労働力を有します。このことから、この地を新工場建設地に選定しました。
起工式では、テッド・クロンガースキー・オレゴン州知事が「三洋電機とオレゴン州は、未来を見据えた再生可能エネルギー産業を加速させるために、協力し合います。このことで、お互いが素晴らしいパートナーになれるに違いありません」と挨拶しました。
また、セイラム市議会のブラッド・ナンキー議長は「今回の件で、地域の雇用機会の広がることを期待するだけでなく、三洋電機がこの地で成功し、事業拡大することを願っています」と話しています。
インゴットとは、半導体(シリコン)の素材を溶融し引き上げて円柱状の塊にしたもので、ウェハとは、それを薄くスライスし板状に加工したもので太陽電池セルの基本となるものです。新工場では、インゴットの引き上げからウェハまでの生産を行い、世界的に更なる需要拡大が期待される太陽電池市場に対応します。三洋電機は、ブランドビジョン「Think GAIA」の下、ソーラー事業では世界No.1の設置面積あたりの変換効率を実現した「HIT太陽電池」メインに、“環境・エナジー先進メーカー”を目指します。 |